開業届は出さなきゃいけないの?🤔
結論から言うと、開業届を提出せずに個人事業主として働いても罰則はありませんが、提出をおすすめします。こちらの記事では開業届を出すvs出さないに加え、提出の注意事項をご紹介します!
はじめて個人事業主として働くセラピスト様(特に学生さんやWワークで始められる方)、今まで開業届は出していなかったけれど…というセラピスト様まで、気になる方は参考にしてみてください😄
目次
1.開業届とは
2.開業届の準備
入手方法
書き方
3.提出方法
提出日
提出方法
1.開業届とは
Wellness Bookerでリラクゼーションサービスを提供する場合、「個人事業主」として就業することになります。
雇い主がいないので雇用ではなく業務委託として施術する場合は、「個人事業主の開業届出書」を管轄の税務署に提出します。これが一般的に言われる「開業届」です。事業所を持たない出張専門のセラピストも開業届を提出します。
ただ、開業届を提出しなくても罰則はないものの、確定申告の際に青色申告を利用するためには、申告前に開業届が提出されていなくてはいけません。青色申告特別控除で節税を考えている方は、開業届とあわせて「青色申告承認申請書」も提出しておきましょう。
セラピストが本業の場合、節税効果が大きい青色申告がおすすめです。確定申告についての記事も準備中ですので、そちらもご参照ください🔍
逆に言えば、青色申告での確定申告が不要、そもそも確定申告が不要の場合は開業届を出さなくても、セラピストとして支障なく仕事をしている方もいる、ということになります。
(参考) ※外部記事です。
個人事業主に開業届の提出は必要?出さないとどうなる?
大学生で個人事業主になりました!税金や扶養は大丈夫なの?
業務委託のセラピストも必見!確定申告ガイド2020
2.開業届の準備
入手方法
・管轄税務署でもらう
・国税庁のホームページからダウンロードする(PDF上で入力できます)
・開業ツールを使って作成する(開業Freeeなら青色申告承認申請書も作成できます)
書き方(出張リラクゼーションの場合)
・「個人事業の開業・廃業届出書」の「開業」に○を付けます。
・「____税務署長」の空欄には所轄税務署の名前を記入します。
・「納税地」には生活拠点の住所を記入します。
・「職業欄」には「セラピスト」や「リラクゼーション事業」と記入します。
・「屋号」
必須ではありませんが、屋号で銀行口座を作ることができる等メリットがありますので、屋号を付けたい場合は忘れずに記入しましょう。ない場合は空欄でも問題ありません。後で屋号を付けたり変更することもできます。
・「事業の概要」
この欄にはセラピストとして施術や業務に必要と思われるものをすべて記入しておくと、業務の際にかかった費用を経費として認めてもらえます。
(参考) ※外部記事です。
フリーランスの開業届の書き方
3.提出方法
提出日
開業届の提出日は所得税法第229条で”事業を開始した日から1ケ月以内”と定められています。しかし1ヶ月を過ぎてから提出しても現状罰則はないので、今まで提出していなかったセラピスト様も提出することができます。
提出方法
提出の際は、所轄税務署に行き、開業届を出したい旨を伝えて提出するだけなので短時間で済みます。郵送や開業Freeeでの電子申告(事前準備が必要です)も可能です。
提出後に開業届の控えはもらえません。
提出前にあらかじめコピーを取っておくことをおすすめします。開業届のコピーがあると、事業の屋号で銀行口座を開設する際の個人事業主証明になります。
郵送で提出する場合、身分証のコピーや返信用の封筒を同封が必要な自治体もあります。郵送方法や必要書類については所轄税務署に確認しましょう。
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いかがでしたか?
お伝えした通り、開業届は出さなくても罰則がないのが現状ですが、提出することは法律で定められていますので、提出をおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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